batonが受け継ぐもの

The Spirit We Inherit

「バトン」に込めた、文化を繋ぐ想い


私たちの店名「baton(バトン)」は、コンサートホールの舞台上部に渡された棒から名付けられました。
人目にはつかないけれど、照明や幕を吊り下げ、舞台を支える欠かせない裏方の装置。私たち店主は、「カフェとは文化と人をつなぐ装置である」という持論を持っています。
この弘前市民会館という舞台装置の一部となり、コンサートや演劇といった文化を高揚させる一助となれるよう、空間と文化のバトンを未来へ繋ぐという願いをこの名に込めました。


継承:時代とともに育まれた喫茶文化


この前川建築の空間で働くことには、今も静かな緊張感を感じています。
私たちが「baton」を始めたコンセプトは、建物の竣工した時代とともに育まれた「喫茶店文化」を引き継ぎ、さらに醸成していくことです。

 

弘前の「ちょっとよそゆき」な時間


弘前市民会館の静謐な雰囲気の中、私たちは「ちょっと良いところ」を目指しています。
それは、まるで幼い頃、祖母に連れられて行った、喫茶室かレストランか区別もつかないけれど、どこか緊張する**「良いところ」**の記憶から来ています。酸っぱいナポリタンを大人ぶって最後まで食べた、あの背筋の伸びるような高揚感。
「baton」は、弘前のちょっとよそゆきの仕立ての良いシャツに身を包み、音楽を聴きに行く、そんな高揚する気持ちを受け止める場所です。
コーヒーの香りは、その気持ちを落ち着かせるのでしょうか、それとも、さらにあおるのでしょうか。
上質な空間で、心と対話するひとときをお過ごしください。

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