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猿賀山珈琲焙煎所 猿賀山珈琲焙煎所

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2026,4月,02

-18℃以下におけるサーマルショック焙煎の検証(続報)

物理的構造破壊の証明と、アロマ生成における時間的制約の考察 1.はじめに  前報において、小型焙煎機における熱伝導の限界を突破する手段として、-18℃以下の冷凍生豆を用いた「サーマルショック焙煎」の仮説を提示した。本報では、エチオピア・カラモ(アナエロビック精製)を用いた比較実験の結果を報告し、物理的変化と官能評価の乖離から導き出された新たな課題について考察する。 2. 実験結果:常温豆 vs -20℃冷凍豆 同一銘柄(265g)を用い、常温(25℃)および冷凍-20℃の条件下で焙煎を行った。その結果、以下の定量的差異が確認された。 3.物理的構造破壊の立証 冷凍豆は投入時の極端な負のエネルギーを背負いながらも、常温豆を圧倒する速度でハゼに到達した。特筆すべきは、焙煎時間が大幅に短縮されたにも関わらず、パフ率(膨らみ)が7.8%向上した点である。これは、凍結によって解放された「自由水」がチャージ直後に爆発的に相変化し、内側から細胞壁を物理的に押し広げる「スチーム・インパクト」が正常に機能したことを示している。小型機において、プロバット等の大型釜が蓄熱によって成し遂げる「芯部への熱伝達」を、物理的破壊によって代替し得るという仮説は、この数値によって証明された。 4. 官能評価と新たな課題 化学的熟成の遅延一方で、官能評価においては予期せぬ結果が得られた。物理的には完璧な膨らみを見せた-20℃の検体は、常温豆に比して「アロマの未熟さ」が顕著であった。この乖離から、以下の考察を導き出す。物理 vs 化学の速度差: サーマルショックによる熱伝導の加速が、アロマ生成に必要な化学反応(メイラード反応、加水分解)の所要時間を下回ってしまった可能性。温度勾配の消失と反応不足: 内部温度が急速に上昇しすぎたため、アロマ前駆体が適切な温度帯(150℃--180℃)に滞在する「絶対的な時間」が不足した。 5. 結論と次なるフェーズへの仮説 本実験により、-18℃以下の極低温投入は、小型機における「物理的な熱伝導バリア」を無効化することが確認された。しかし、最高のアロマを構築するためには、構造破壊という「物理的成功」を、成分発達という「化学的熟成」と同期させる必要がある。次なるフェーズでは、「物理的な破壊(-20℃)」と「化学的な熟成(時間)」の妥協点を探るため、チャージ温度(PH)をあえて引き下げる(200℃--215℃付近)、あるいは中盤の火力制御による「意図的な時間の引き伸ばし」を検証し、構造とアロマの完全な同期を目指す。

2026,3月,10

プロバットの蓄熱に挑む —— 小型焙煎機で「アロマの同期」を実現する、サーマルショック焙煎 仮説

コーヒー焙煎の世界において、素晴らしいアロマを持つ生豆のポテンシャルを最大限に引き出すのは、ロースターにとって至福の挑戦です。 一般的に、クリーンで鮮烈なアロマを構築するには、プロバット(PROBAT)のような蓄熱性に優れた大規模な鋳鉄釜が有利だとされています。その圧倒的な熱の「溜め」が、豆の芯まで均一に熱を届け、ふっくらとした成分発達(デベロップメント)を可能にするからです。 一方で、私のような小型焙煎機を操るマイクロロースターにとって、この「蓄熱量の差」は常に大きな壁となります。熱慣性の小さいマシンでは、どうしても表面の焼き固まりが先行してしまい、理想のアロマが生成される前にバランスを崩してしまうことが少なくありません。 5℃と-5℃での挫折から見えたもの 私はこれまで、生豆の熟成や保存の観点から、5℃や-5℃といった低温状態での焙煎を検証してきました。しかし、結果は期待したものではありませんでした。 表面の焙煎による「硬化(焼き固まり)」が予想以上に早く進んでしまい、芯部のアロマが生成される時間とのバランスがうまく取れなかったのです。「外は焼けているのに、中はまだ十分に発達していない」という、内外面の時間的デベロップメントの不整合。これが小型機での大きな課題でした。 そこで辿り着いたのが、常識を覆す「-18℃からのサーマルショック焙煎」という仮説です。 驚きの仮説:自由水による「内部スチーム加熱」 今回の仮説の核心は、生豆に含まれる水分の挙動をコントロールすることにあります。 結合水から「自由水」への解放 生豆を-18℃以下で凍結させることで、細胞内の水分を結合状態から解放し、動きやすい「自由水」へと変貌させます。この水分を、焙煎における強力な「熱の運び手(ヒートキャリア)」として利用します。 爆発的なサーマルショック 凍結した豆を、あえて240℃という高温のドラムへ投入します。すると、活性化した自由水が一瞬で気化し、約1,700倍という爆発的な体積膨張を起こします。この内圧が、凍結で脆くなった細胞壁を内側から突き破り、豆全体を瞬時に熱が通りやすい「スポンジ状(多孔質構造)」へと作り変えます。 「アロマ生成の同期」を実現する この内部からの蒸気圧による加熱が、表面の硬化が始まるよりも先に芯部へと熱を届けます。これにより、豆の表面と中心部の温度差(温度勾配)を極限まで縮小させることが可能になります。 その結果、表面を焦がすことなく、アロマ生成に最適な温度帯での滞在時間を豆全体で均一に確保できる——。これこそが、小型機が大型釜の蓄熱性に代替し得る、物理的な回答ではないかと考えています。 これから始まる検証:Bullet R1とともに この仮説を証明するために、私はBullet R1 V2を用いたスモールバッチ(265g)での精密な検証を開始します。 「自由水の反乱」が、果たして理想のアロマを同期させることができるのか。次回の記事では、実際に取得したROR(温度上昇率)のデータや、豆の膨らみ(体積変化)の測定結果を詳しく報告したいと思います。 マイクロロースターの新たな可能性を信じて、挑戦を続けていきます。

2026,1月,24

「儀式」との決別。真冬の焙煎を変えた、常時18℃と雪の恩恵

真冬日と焙煎機 外は連日の真冬日。ここ青森・猿賀の冬は、容赦なく全てを凍らせにかかる。 昨年までの私は、この寒さと真っ向から向き合うことを半ば是としていた。 朝、冷え切った焙煎小屋に入り、暖房をつけ、焙煎機に火を入れる。 鉄の塊が温まるのを待ちながら、自分自身の体と心もゆっくりと起こしていく。 それは一種の「儀式」とも言える時間だった。 寒さの中で感覚を研ぎ澄ますその工程に、ある種の美学を感じていたのも事実だ。 けれど、肝心の焙煎はどうだったか。 「準備は完璧なはずなのに、どうも味がまとまらない」 釜の前で考え込み、首を傾げる日が少なからずあった。 夜通し保温という実験 今年、私はその「儀式」をやめてみた。 寒波に打ち勝つため、そして機械の不調を防ぐため、夜通しヒーターをつけっぱなしにする選択をしたのだ。 小屋の室温を、常時18℃にキープする。 ただそれだけのことだが、効果は劇的だった。 朝、小屋に入った瞬間から空気が柔らかい。焙煎機も、そして出番を待つ生豆たちも、芯まで温まっている。 以前のように長い暖機運転を待つことなく、すぐに焙煎に入れる。 何より驚いたのは、「焙煎にブレがない」ことだ。 1バッチ目から狙った通りの熱が入る。昨年の悩みだった「味のまとまりのなさ」が嘘のように消え、クリアで安定したカップが出来上がるようになった。 雪がくれた「かまくら効果」 ふと心配になったのは電気代のことだ。 これだけの寒波の中、一晩中暖房をつけていたらどうなるか。 しかし、請求書を見て拍子抜けした。消費量はさほど膨らんでいない。 理由は、小屋の外を見れば一目瞭然だった。 屋根も壁も、こんもりと積もった雪に覆われている。 実はこの雪が、天然の極厚な断熱材となっていたのだ。 雪国ならではの「かまくら効果」。 外の氷点下の冷気を雪が遮断し、中の熱を逃さない。だからヒーターは最低限の稼働で、設定温度の18℃を維持できていたらしい。 厄介ものだと思っていた雪が、実はお財布と焙煎環境を守ってくれていたとは。自然とは面白いものだ。 精神の安定が味を作る 儀式のように心を整える時間も尊いが、環境を物理的に整えることで生まれる「余裕」は、もっと尊いものかもしれない。 「今日は機嫌が良いだろうか」と機械の顔色をうかがう必要がない。 不安要素がないから、純粋に豆の変化だけを見つめられる。 結果として、それが味の安定につながる。 静寂に包まれた雪の小屋で、今日も焙煎機は快調に回っている。 この冬の焙煎は、今までで一番楽しいシーズンになりそうだ。   編集後記 「儀式」はロマンチックですが、毎日の品質を保証するのは結局「物理」なんですよね。でも、その物理を支えているのが「雪」という自然現象だというのが、なんとも味わい深いです。

2025,11月,11

エチオピア産の「今」を味わう

コーヒーニュース:エチオピア産の「今」を味わう! 待望のエチオピア産コーヒー豆が再入荷し、現在販売中です。今回のロットは、スタッフが厳選したピーチやストロベリーフレーバーが特徴。華やかなアロマと複雑で明るい酸味は、皆様のコーヒータイムを格別なものにしてくれます。今後はコロンビア産ブルボンやボリビア産カツアイも順次入荷予定です。

2025,9月,23

SCAJ 2025 出張に伴う配送遅延のお知らせ

平素より当店をご利用いただき、誠にありがとうございます。この度、9月23日(火)から28日(日)まで東京ビッグサイトで開催される、アジア最大のスペシャルティコーヒーイベント「SCAJ 2025」に行ってまります。SCAJは、コーヒーの最新トレンドや技術、そして世界中の素晴らしいコーヒーに触れることができる、私たちコーヒーに携わる者にとって非常に重要なイベントです。この機会を通じて、皆様により良いコーヒー体験をお届けできるよう、たくさんの刺激と学びを得てまいります。配送スケジュールについてイベント出展に伴い、誠に恐縮ながら、9月25日(木)の午後から9月28日(日)までのご注文分につきましては、発送業務を停止させていただきます。 * ご注文受付:通常通り承っております。 * 最終発送日:9月22日(月)午前中のご注文まで * 発送再開日:9月29日(月)より順次発送いたします。お客様にはご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。イベントで得た新しい情報やインスピレーションを、今後のコーヒー豆のラインナップやサービスに活かしていきたいと考えておりますので、どうぞご期待ください。今後とも変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

2025,7月,17

送料についてのご案内

いつも当店をご利用いただき、誠にありがとうございます。 現在、当店ではできる限り送料を無料でご提供できるよう努めております。配送には、日本郵便の「クリックポスト」を利用しておりますが、今後、配送サービス側の規格変更や料金の大幅な改定があった場合には、やむを得ず送料のご負担をお願いする可能性がございます。 その際は、当オンラインショップ上にて送料の変更内容を明記し、ご案内させていただきます。 お客様にはご不便をおかけすることのないよう、可能な限り現状維持に努めてまいりますので、何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

2025,5月,15

新しいコーヒー「Baton Blend」が登場しました!

いつもご利用ありがとうございます! このたび、当ショップに新しいコーヒー 「Baton Blend(バトンブレンド)」 が加わりました。 ……とは言っても、実はこのブレンド、当店のカフェではおなじみの味なんです。弘前市民会館の喫茶室でのみ提供していたのですが、ありがたいことに「通販でも買えたらうれしい!」というお声をたくさんいただいておりました。 そこで今回、オンラインショップでも販売をスタートすることになりました! 日常にそっと寄り添うような、やさしくて奥行きのある味わいのブレンド。ご自宅でも、いつもの一杯として楽しんでいただけたらうれしいです。

2023,7月,15

スモールバッチとクラフトコーヒー

「スモールバッチ生産」と「オーダーメイド」は、クラフトコーヒーの特徴と結びついています。クラフトコーヒーとは、焙煎士が手作業で焙煎し、最高品質の珈琲を追求するアプローチを取るスタイルを指します。スモールバッチ生産は、一度に少量の豆を焙煎する手法です。これにより、焙煎士が焙煎プロセスを細かくコントロールし、各バッチごとに最適な風味を引き出すことができます。このような個別の焙煎管理は、クラフトコーヒーの特徴であり、結果として個々の豆の特性が最大限に生かされます。一方、オーダーメイドは、お客様の好みや要望に合わせて焙煎を行うことを指します。お客様が求める風味プロファイルや強さ、甘さなどの要素を考慮し、独自の焙煎プロセスを設定します。これにより、お客様が自分好みの珈琲を楽しむことができるのです。クラフトコーヒーは、このようなスモールバッチ生産とオーダーメイドの組み合わせによって、個性豊かで高品質な珈琲体験を提供しています。焙煎士の熟練した技術と感性によって、一杯一杯にこだわりが込められています。私たちはクラフトコーヒーの理念に基づき、スモールバッチ生産とオーダーメイドのアプローチを大切にしています。お客様が最高の珈琲を楽しんでいただけるよう、常に品質向上に取り組んでいます。ぜひ、私たちのクラフトコーヒーをお試しください。

2023,3月,07

最新情報はインスタグラムで

当店はクラフトコーヒーロースタリーとして、小バッチ生産を行っています。小バッチ生産の利点の一つは、幅広い銘柄を取り扱えることです。私たちはコーヒーマニアでもありますので、新しい豆には常に可能性を感じ、新たな焙煎プロファイルのマッチングを試したくてうずうずしています。最近のコーヒー市場では、人気のあるアナエロビックの豆やマイクロロットの豆などが瞬く間に市場から消えてしまうことがあります。商品パッケージを撮っている間に完売ということも珍しくありません。そのため、ショップに並ぶ前にオファーをいただけるのは、インスタグラムの利点だと考えています。ぜひ、最新の入荷情報や焙煎成果については、インスタグラムでご確認いただき、お楽しみください。私たちがどのような豆を焙煎し、どのような魅力を引き出しているのか、インスタグラムを通じてご覧いただけます。お見逃しなく!

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